2009年 夏の日帰り活動

阪田地区 荒廃急傾斜地などの整備作業

今回向かったのは、石舞台の背後に当たり、その位置関係から「石舞台の金屏風」と呼ばれている阪田地区です。
あまり知られていませんが、こんな素敵な場所があるんですね。

こちらは、古くからこの場所で大切にまつられてきた「くつな石」です。4年前にこの場所一帯の整備を行いましたが、
今回はその手前の約150メートルにわたる傾斜地とその周辺をきれいにしました!

「くつな石」へ登っていく道の手前右手にある崖は、長いあいだ手入れされることがなかったため雑草やつたが伸び放題。まさに荒廃急傾斜地です。
私たちが、3年前、歩道わきに植樹した20数本のモミジも、崖から伸びた雑草、雑木、つたで覆われようとしていました。
午前10時ごろから、日が沈む前に整備を終える予定でスタート!!足場の悪い崖で、刈り払い機で作業する「伐採機動部隊」と、刈った草を広場へ運ぶ「片付けチーム」に分かれて効率よく進めます♪

はしごを使って、直角に近い(!!)崖をのぼり、生い茂る雑草、つたを刈り、雑木を切り倒す「伐採機動部隊」。
ボランティア、夢耕社、阪田地区のベテラン20人を投入した精鋭部隊なので、作業はみごとなもの。
下で見守りつつ、せっせと働く「片付けチーム」。

くもり空でしたが、あなどるなかれ、とっても暑いぞ!!でも、みんなで声を掛け合いながらどんどん作業は進むのです。
休憩中には、地元の方からお話を伺ったり、緑の中で、のんびりしたり。 さて、この二人、何をしているのでしょうか?

正解は、「サワガ二の観察」!崖の下には静かな小川が隠れていました。

待ちに待ったお昼ごはん。今回も地元の方々にお世話になり、ごちそうをいただきました。
ちらし寿司とそうめんとお漬物、デザートにはスイカまで! ここからの眺めは抜群。
最高のロケーションで、心も体も満たされましたー 本当にありがとうございました。

午後から、気合い入れなおして作業再開。危険な個所ではありましたが、抜群の技術力とチームプレイで無事作業終了。
作業が無事終わったお礼と、みんなの健康祈願をかね全員で「くつな石」に参拝。般若心経を唱えて祈りました。

日程  2009年7月18日(土)9時40分~15時30分

作業箇所と作業内容
阪田地区。長さ150メートル、幅30~40メートルにわたる急傾斜地とその周辺の整備
(除草、伐採、ごみひろい、せせらぎの清掃など)
参加者
ボランティア : 静岡県から参加した武田さんをはじめ、近畿一円から40人
阪田地区 : 23人
あすか夢耕社 : 5人  【計68人】

ASUKA SCENERY CONSERVATION VOLUNTEER ASSOCIATION