飛鳥川堤防の清掃・整備と桜植樹活動
2009年から2回のワーキングホリデーで荒廃竹林を伐採した、明日香村川原地区の飛鳥川の 堤防と遊歩道を、約400メートルにわたって清掃・除草など整備し、飛鳥川に沿って22本の桜(ソメイヨシノ)を 植樹しました。
この川をはさんで飛鳥京跡、苑池遺構、飛鳥寺などが広がる景勝の地を、数年後にはサクラの名所にしようと いう今回の作業は、きっと心に残るはずです。参加者のみなさま、ご協力いただきました関係者のみなさま、本当に ありがとうございました。ぽかぽか陽気の快晴に恵まれ、記念すべき一日となりました。
作業開始! 半年分の笹が茂っています。竹の根も張っており、植樹の穴を開けるのは重労働です。 | 堤防の笹を刈り、穴を掘り、桜を植える準備を整えます。(中央は、今回設置した案内板です。下記参照) |
桜を植え、支柱を立て、木を支えます。支柱も近くで切った竹を利用しました。 | 予定より早く作業が終了。根付き、花が咲くのが楽しみです。 |
活動日程 2011年2月19日(土)
作業内容 河岸の清掃・草刈り、桜(ソメイヨシノ)の植樹(22本)
参加者 計 50名
(内訳 : 地元・川原大字 13名、
ボランティア 28名
[うちTOTOのみなさん 4名]
( ボランティアは、東京、千葉、埼玉、
関西一円、西は福岡県から参加が
ありました )
明日香村・関村長、村役場、
森林組合、あすか夢耕社スタッフ、
映像カメラマン、読売新聞編集委員、
と多彩な顔ぶれでした)
◆ ◇ ◆ ◇ ◆
2009年秋のワーキングホリデーに始まり、 今回の日帰り活動まで、計7日間、のべ300人を超える参加者の作業により、川原大字の飛鳥川堤防の荒廃竹林が、 美しい姿に生まれ変わりました。
この活動を記念して、飛鳥川を詠んだ万葉歌を記した案内板を設置しました。
『明日香川 瀬々の玉藻の うちなびき
情(こころ)は妹(いも)に 寄りにけるかも』
この素敵な風景と歌を味わいに、ぜひお越しくださいませ。