12年前の宿泊活動で、上居地区の荒廃竹林を伐採・整理して山桜を植えた場所があります。その山桜はすくすく大きくなり、春には綺麗な花を咲かせ、明日香の歴史的景観と合わさって私達を楽しませてくれる立派な桜林となっています。しかし、近年は、木の成長に伴って鬱蒼としてきて、木の間隔を広げる必要性が生じていました。
今回も地元の皆さんとの協働により、美しい山桜の園地になるよう間伐作業を中心に活動を行い、良好な状態となるよう二十数本を伐採しました。
作業前の様子。かなり混み合っていて、成長できていない木もありました。
作業開始。チェンソーを使って、一本ずつ慎重に作業。周りの枝に引っかかるので、ロープで引っ張って倒していきます。
倒した木は決めた長さに切りそろえ、積み上げていきます。あとで薪として利用する予定です。
枝葉は処分するため別に集積。相当な量になりました。
作業が進み、日が差してきて、随分と明るくなってきました
ベテランボランティアさんが熱心に指導してくれました。何よりも安全第一です
チェンソーが途中で調子悪くなり、手鋸で続ける人が。奮闘の末、見事伐り倒しました
終了間際の様子。あらかじめ印を付けていた二十数本を全て伐り倒すことができて、適度な間隔となりました
積み上げた丸太を前に記念撮影。皆さまお疲れさまでした
活動日程 2019(令和元)年9月14日(土)
午前10時 作業開始
午後3時 終了
実施体制
景観ボランティア明日香、
(一財)明日香村地域振興公社 共催
作業地
上居地区内 山桜園地
作業内容
園地内の樹木の間伐
参加者 合計 35人
ボランティア 17人(奈良県、大阪府)
上居大字 13人
明日香村地域振興公社 5人