上居地区 上宮寺南西斜面の荒廃竹林の
伐採と周辺整備
春はあと一歩の日差しの中、聖徳太子ゆかりの上宮寺(じょうぐうじ)の南西斜面の荒廃竹林を伐採しました。この竹やぶ での作業は3回目。これで、上宮寺境内で予定していた景観修復作業はすべて終了。南側に奥飛鳥、阪田、祝戸の集落、眼下に石舞台、南西側に橘寺、西側に畝 傍山一帯が広がる、見事な景観を取り戻すことができました。
今回は県内で森林保全活動をしているボランティア団体のベテランの皆さんの参加もあって、技術的に難しい今回の作業を順調に、無事に終えることができました。
開会式に続き、ラジオ体操でウォーミングアップ(上居大字集会所前の広場で)
陽光の中、10時半、作業開始。上宮寺南斜面に残った荒廃竹林の伐採が今回の作業
急傾斜地、しかもすぐ下に民家があり、難しい作業になった。伐採した竹や雑木をロープで慎重に引き上げる。
すべり落ちそうな急傾斜地に密集した竹の伐採。危険個所での作業にベテラン陣が奮闘
伐採した竹のうち、棹の部分は柵や竹炭などに活用するため保存
枝葉や枯れた竹は処分するため、トラックに積み込み
この場所での一連の作業記念に、モミジを植樹
見よ! この88歳の力強さを!!
作業地の一部は、竹の子の収穫のため間伐し、この日の作業は予定通り終了
天候に恵まれて作業はスムーズに進んだ。
上宮寺からの見事な景観を取り戻し、達成感にあふれる参加者の皆さん。ご苦労さまでした。
活動日程 2015年2月21日(土)
午前9時50分集合、午後3時30分解散
作業地 上居地区上宮寺南西斜面
作業内容 荒廃した竹林の伐採、整備。一部は間伐。
作業記念のモミジ5本の植樹
参加者 合計 47人
ボランティア 29人
(今年米寿を迎えた方を含め、
奈良県内、東京、兵庫県から参加)
上居地区 13人
明日香村・地域振興公社関係 5人