上居地区 南西斜面の荒廃竹林の伐採と周辺整備
昨年夏の日帰り活動に引き続き、今回は上居(じょうご)地区・上宮寺(じょうぐうじ)の南西斜面の荒廃竹林を伐採し、上宮寺境内から明日香村の重要スポットを見下ろす見事な眺望を取り戻しました。
上居地区は石舞台古墳の北側に位置し、その高台に聖徳太子ゆかりの上宮寺があります。若き太子が馬に乗って上居の丘を走り回っておられたという言い伝えが残っています。
今回は、東京、福岡からかけつけた会員を含むボランティア、地元の人、明日香村地域振興公社のスタッフのほか、青少年交流事業として来日中だったカンボジアの大学生19人も加わり、若さあふれる国際景観保全活動となりました。
作業前の上宮寺(一番奥)。左手が対象の竹林。 |
作業前の現場。 |
作業の安全を祈願して竹やぶ前でお祓い。 | 作業開始。急斜面では、一本ずつ伐採し、ロープで引き揚げます |
竹の重さに、急斜面に、この暑さ。運び出しも重労働です。 | 伐った竹はダンプに積み込み。8台分搬出しました。 |
昼休み。午後からはカンボジアの学生がボランティア体験に来ました。 | 学生たちも、慣れないノコギリをうまく扱い、楽しそうに作業してくれました。 |
竹が密集していて、とても大変です。 | 本日の作業終了。全員で記念撮影。 |
作業後の現地。 | 参加した皆様、ご苦労さまでした |
この日伐採した竹のうち、4m以上の竹約300本は、今年11月に明日香村で竹の作品を展示する草月流奈良県支部に提供しました。 活動日程 2014年7月12日(土) 作業地 上居地区(上宮寺南西斜面) 作業内容 荒廃竹林の伐採、整備 参加者 合計 78人 [ボランティア体験] |